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冬の予防的通行止め

  2025年が幕を開け大雪の予報に慄きながら、はや一月も半分を過ぎようとしています。昨年は新幹線開業に沸いた福井でしたが、元旦の能登の地震や9月の豪雨災害など組合員企業にも大きな被害が出るなど本当に大変な一年となりました。また日本経済や世界情勢はいまだ多くの不安要素を抱えており、一瞬も予断を許さないものとなっています。まずは自身と大切な人の安全と健康を、そしてそこから生まれる活力が企業活動・経済活動、強いては明るい未来につながるよう、たとえ小さな一歩でも日々の歩みを止めずに頑張っていきましょう。

 さて近年、毎年のように大雪の影響で大規模な車両滞留が各地で発生しています。各道路会社では高速道路の除雪能力を超える大雪予測時や、高速道路と並行する国道などが通行止めを行う場合は、高速道路の「予防的通行止め」を行うこととしています。これは集中的に除雪することにより早期の交通確保を目指すためで、つい先日も名神高速道路及び北陸道、舞鶴若狭道、東海環状道、並行する国道8号・21号・365号において通行止めが実施されました。
 「予防的通行止め」の可能性がある場合は、降雪の3日前から「通行止めの可能性」などの情報を道路会社のWeb サイト、i-Highway 中日本(リアルタイム交通情報)SNS(当社公式X)などを通じて情報発信されます。また解除についても同様に告知されることとなっています。

 とはいえ相手は「自然」、すべてを事前に誤差なく予測することは不可能です。有事には正しい情報をできるだけ早いタイミングで収集し、誤差の部分も踏まえた柔軟な対応ができるように、日頃からの備えを万全にしておきたいものです。